国語と英語、将来役に立つのはどっち? – ディベート | ディベートマニア

国語と英語、将来役に立つのはどっち?

国語と英語、将来役に立つのはどっち? ディベート

登場人物


木村(司会)

Airi(参加者)

Erika(参加者)

青木(審査員)


木村
みなさん、今日は国語と英語、将来役に立つのはどちらかについてディベートを行います。対戦者はAiriさんとErikaさんです。Airiさん、Erikaさん、それぞれ自己紹介をお願いします。


Airi
はじめまして、Airiと申します。私は大学で日本文学を専攻しており、国語の重要性を強く感じています。


Erika
こんにちは、Erikaです。私は海外でのビジネス経験があり、英語の重要性を実感しています。


木村
ありがとうございます。今回のテーマについて、まずは木村が解説を行います。国語と英語、どちらが役に立つかという問いに対して、答えはどちらも役に立つということです。ただし、どちらがより役に立つかという視点で、AiriさんとErikaさんが立論・反論を行っていただきます。


Airi
私は国語の重要性を主張します。国語とは、自分の考えや意見を言語化するための基礎となるものです。それによって、人とのコミュニケーションが円滑になり、人間関係の構築がしやすくなります。また、日本の伝統文化や歴史を学ぶことができるため、自分のアイデンティティーを確立する上でも重要です。


Erika
国語は確かに大切なことですが、英語が必要な場面は日常生活にも多くあります。例えば、海外旅行や海外ビジネスなどです。Airiさんは、英語が必要な場面に対してどう考えていますか?


Airi
英語が必要な場面が増えていることは事実ですが、それでも日本ではまだまだ国語の方が必要な場面が多いと思います。例えば、日本語によるビジネスや、日本の歴史や文化に関する本を読む場合は、国語力が必要です。


木村
ありがとうございます。それでは、Erikaさんの立論をお願いします。


Erika
はい。まず、英語は世界中で通用する言語であり、ビジネスや国際交流において欠かせないスキルです。今や、多くの企業がグローバルに展開する中、英語ができる人材は重宝されます。それに対して、国語は日本語を使う日本に住む人にしか役に立ちません。つまり、国内で生活する限りは英語が必要であり、将来的にも重要なスキルであると言えます。


木村
なるほど、確かに英語はグローバルな時代に必要不可欠なスキルですね。Airiさん、Erikaさんの立論に対するご意見はありますか?


Airi
Erikaさん、先程のお話は興味深いですが、私は英語を勉強することが将来に役立つと信じています。ただ、あなたが述べたように英語が世界共通語であることには同意します。しかし、英語を話せるだけでは十分ではなく、その背後にある文化や歴史、背景を理解することが重要だと思います。私は、英語を勉強することで、世界中の人々とコミュニケーションを取ることができるだけでなく、異文化を理解し、世界をより広く深く知ることができると考えています。Erikaさん、私の意見についてどう思われますか?


Erika
私は、Airiさんが英語を勉強することで得られるメリットについて同意しますが、それでも国語を勉強することが重要だと考えます。国語は、私たちの文化や歴史、伝統を理解するための重要な要素です。国語を学ぶことで、私たちは自分たちのルーツを知ることができ、自分自身を理解することができます。また、国語は、私たちの思考や表現力を向上させるのに役立ちます。Airiさん、私の主張についてどう思われますか?


木村
では次に、ErikaさんからAiriさんの主張に対する反論をお願いします。


Erika
Airiさんは、将来役に立つと主張する英語の学習について、その有用性を証明するために海外での仕事を挙げましたが、それはごく一部の人々にしか当てはまらない特殊なケースであり、一般的な人々にとっては国語の方がより役立つ場合が多いと思います。具体的には、日常生活やビジネスの場面でのコミュニケーションにおいて、国語がより重要な役割を果たすことが多いです。


Airi
Erikaさんが言うように、日常生活やビジネスの場面では、国語が必要な場面が多いかもしれません。しかし、私たちは将来を見据えた学習を考える必要があります。今後のグローバル化の進展によって、国際的なビジネスに携わる機会が増えることが予想されます。その場合には英語力が必要不可欠になります。また、英語が堪能な人材は国際的な舞台でも活躍の場が広がります。


Erika
確かに、グローバル化の進展によって英語が必要な場面が増えていることは事実です。ただ、それでも国語の方が重要な場合が多く、国語を基礎として英語を学ぶことが大切だと思います。また、英語を学ぶことは決して悪いことではありませんが、現在の日本において、英語を学ぶことに費やす時間や労力を、より重要なことに費やすことが必要ではないでしょうか?


Airi
確かに国語が重要だということは否定しませんが、それにこだわるあまり、英語を学ぶ機会を失うことも大きな損失だと思います。また、英語を学ぶことは語学力だけでなく、異文化理解やコミュニケーション能力も向上させることができます。


木村
それでは、AiriさんがErikaさんの反論に対して反論や質問を行ってください。


Airi
Erikaさんがおっしゃったように、英語は今や国際的なコミュニケーションに必要不可欠な言語ですが、国語もまた、日本人としてのアイデンティティを形成する上で欠かせないものだと思います。英語は外交やビジネスで必要な場合があるかもしれませんが、日常生活では国語を使うことがほとんどです。私たちが生活する日本では、まだまだ国語を使わないと生活が成り立たない状況が多いと思いますが、Erikaさんはどう思われますか?


Erika
確かに、日常生活で使われる言語としては国語が主流ですが、国際化が進む現代社会においては、英語を使えることがビジネスチャンスを広げたり、国際的な交流を深めることにつながると思います。また、英語を習得することで、日本人としてのアイデンティティを保つだけでなく、世界に通じる知識や情報を取り入れることができます。


Airi
確かに、国際的な交流が重要な時代になってきていますが、その交流をする上で必ずしも英語が必要というわけではないと思います。例えば、相手が日本人であれば、国語を使うことで十分なコミュニケーションがとれます。また、英語を話せるからといって、必ずしもビジネスチャンスが広がるわけでもありません。むしろ、相手が自分の母語で話すことができることで、より信頼関係を築くことができると思います。


Erika
確かに、日本人とのコミュニケーションにおいては国語が必要不可欠ですが、国際的なビジネスにおいては英語を話せることが大きなアドバンテージになることが多いです。また、英語を話せることで、世界的な情報にアクセスすることができます。これは、ビジネスの場だけでなく、個人的な成長にもつながることだと思います。


木村
それでは次にErikaさんの最終弁論をお願いします。


Erika
今回のテーマは「国語と英語、将来役に立つのはどっち?」というものですが、私は英語の方が将来的に役に立つという立場を貫きたいと思います。

私たちの生活はますますグローバル化しており、海外との関係性も深くなっています。その中で英語は世界共通語として必要不可欠なものとなっています。ビジネスや学術分野においても英語力は重要な要素となっており、英語ができることで自分自身の可能性が広がります。

一方、国語はもちろん大切なものですが、日本国内での生活に限定されてしまう場合があります。将来的にグローバルに活躍するためには、英語力が必要不可欠であると言えます。


木村
最後に、本日のテーマ「国語と英語、将来役に立つのはどっち?」について、各自の立場をまとめてください。Airiさんからお願いします。


Airi
国語は私たちが生きていく上で必要不可欠なスキルです。国語力があるからこそ、コミュニケーションを円滑に行うことができ、自分の意見を正確に伝えることができます。また、国語は日本文化や歴史を理解する上でも欠かせないものです。一方で、英語は海外でのビジネスや留学、国際的な活躍に必要不可欠なスキルですが、必ずしも日常生活で必要なスキルではありません。つまり、国語は人間関係を円滑にする上で必要なスキルであり、英語は将来的に海外展開をする際に必要なスキルであるということです。ですので、私は国語の方が将来役に立つと考えます。


木村
それでは、ディベートの結果をジャッジ青木に判定していただきましょう。


ジャッジ青木
はい、まず最初にお二人の熱意ある討論に感銘を受けました。今回のテーマは、国語と英語、将来役に立つのはどっち?というものでしたが、お二人ともそれぞれの立場をしっかりと主張されました。

Airiさんは、国語が重要だという立場から、言葉の意味を理解することがコミュニケーションに欠かせないという点を指摘されました。また、日本人としてのアイデンティティを保つためにも、国語学習は必要だという主張もされました。

一方、Erikaさんは、英語が重要だという立場から、グローバルな時代において、国際的なビジネスや交流において英語は欠かせないという点を指摘されました。また、英語学習は語学力の向上だけでなく、コミュニケーション力や自己表現力も高めることができるという主張もされました。

両者の主張にはそれぞれ一理あると思いますが、私が注目したのは、将来的にどちらがより役立つかという点です。私は、今後ますますグローバル化が進む中で、英語力が求められることが増えると考えます。そのため、Erikaさんの主張がより優れていると判断し、Erikaさんが勝利したと判定します。

ただし、Airiさんの主張も決して間違っていないため、国語学習も重要だということは忘れずに、どちらもバランスよく学ぶことが大切だと改めて感じました。


木村
さて、ディベートも終わりました。最後にAiriさんとErikaさん、今回のディベートについて感想をお聞かせください。


Airi
とても刺激的で充実した時間でした。Erikaさんとの意見の食い違いもありましたが、お互いに譲らず自分の意見を主張できたことは良かったと思います。


Erika
私も同感です。ディベートを通して、国語と英語の重要性について改めて考えることができました。Airiさんとの討論もとても勉強になりました。


木村
素晴らしい感想、ありがとうございます。今回のディベートを通じて、国語と英語について様々な角度からの意見を聞くことができました。ジャッジ青木も難しい決断をされたかと思いますが、それぞれの意見を尊重するということで判定されました。ディベートを締めくくり、今回のディベートを行う上で協力してくださった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

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